ダウ・ケミカル日本は3月22日、「令和6年能登半島地震」の被災者支援に対し、寄付を発表した。
同社の親会社ダウ(本社:米国ミシガン州)は、被災地の子どもたちに寄り添う国際NGOの公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(東京都千代田区)に、2万ドルを寄付した。セーブ・ザ・チルドレンは、石川県内の行政機関や避難所などと連携して「緊急子ども用キット」を配布しているほか、石川県七尾市、穴水町、珠洲市内の避難所で「こどもひろば」を開設し、また、緊急下の子どものこころのケア「子どものための心理的応急処置(PFA)」に関する情報発信や講座を実施している。甚大な被害を受けた地域においては、子どもたちもさまざまな形でのストレスを抱えており、中長期にわたって寄り添う支援活動が必要とされている。同社は、今回の寄付が、地域に根差した息の長い被災者支援に役立つことを願っている。
同社は、世界中において、健康的でレジリエンスのあるコミュニティを築くことに貢献していく。石川県では、グループ会社であるダウ・東レが小松市、あわら市においてシリコーンの製造拠点を操業している。
2024年03月25日