プライムポリマーらが取組開始 肥料袋をリサイクル樹脂へ

2024年03月27日

ゴムタイムス社

 プライムポリマーは 3月26日、JA全農(全農)と連携して、2024年度(2024 年4月以降)より限定した肥料会社向け肥料袋において、原料の一部をリサイクル樹脂へ置換える取組みを開始すると発表した。
 同社は、製品包装用樹脂袋の水平リサイクルについて、2022年6月より検討開始、2024年2月より運用を開始しているが、このしくみを全農肥料袋向けにも活用することを検討してきた。
 同社での樹脂処方の開発と供給体制の確立、全農での肥料袋への適合性確認と商品開発により、この度、同社が取り扱うリサイクル樹脂「Re‘PRM(リプライム)」を使用した肥料袋の製品化に成功した。これにより、本来廃棄していたプラスチックを有効活用し、環境負荷低減に貢献することが可能となる。
 地球温暖化対策に貢献するマテリアルリサイクルは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた重要な戦略課題の一つと捉えており、今後ともリプライムの開発、製造、販売を通じて、サーキュラーエコノミーの実現を推進していく。

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