太陽光発電設備導入を拡充 住友理工、発電容量1・6倍に

2024年03月27日

ゴムタイムス社

 住友理工は3月26日、カーボンニュートラルに向けた取り組みを促進するため、グループ全体で太陽光発電設備の導入を拡充していくことを発表した。
 同社グループでは、2029年度までに、Scope1+2のCO2排出量30%減(2018年度比)およびScope3のCO2排出量15%減(同)、そして再エネ電力比率の2・5%増(2022年度比)を目標としている。2023年度は新たにグローバル7拠点に計6・2MWの太陽光発電設備を導入し、発電容量は累計16・2MW(2022年度比1・6倍)、年間のCO2排出削減量は8000(t―CO2)となる見込み。
 同社グループは、「自然と都市と人の空間が繋がる グリーンで快適な社会」を目指すべき未来社会像に掲げ、サステナビリティ経営を進めている。2050年カーボンニュートラル実現に向けて、今後も太陽光発電の増強を進めるとともに、グリーン電力調達の幅を広げて中長期的な競争力の維持・獲得を見据えつつ、さらなる CO2排出削減に向けて取り組んでいく。

東海化成工業設置の太陽光パネル

東海化成工業設置の太陽光パネル

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー