ゴムタイムス社はこのほど、新刊書籍「ゴムの劣化機構と安定化技術」(太智重光著)を発売しました。同書はゴム薬品コンサルタントの太智氏が執筆したゴム薬品シリーズ「ゴム薬品ハンドブック」「はじめてでもわかるゴム薬品の配合処方」に継ぐ第3弾。ゴム劣化機構をテーマにゴム製品の長寿命化に携わる技術者に役立つ1冊として仕上げました。
ゴムの酸化劣化の作用機構では、自動酸化反応に重点を置いた総論が多いなか、同書は各種ゴムの酸化劣化機構を分かりやすく紹介しています。また、各種老化防止剤の酸化防止能も解説しています。読者が無理なく理解できるよう、図表を多く掲載しています
〇同書の主な項目。第1章各種ゴムの劣化機構、第2章フェノール系老化防止剤の酸化防止能と作用機構、第3章アミン系老化防止剤の酸化防止能と作用機構、第4章二次老化防止剤の酸化防止能と作用機構、第5章オゾン劣化と安定化、第6章老化防止剤の併用効果、第7章老化防止剤の物性と安全衛生性情報。
〇著者略歴太智重光。ゴム薬品コンサルタント(元大内新興化学工業顧問)、1973年京都工芸繊維大学大学院工業化学科修士課程修了、同年大内新興化学工業に入社。在職中はゴム薬品の開発・製造に従事し、退職後はゴム薬品コンサルタントとしてゴム薬品・配合処方の指導・普及活動を実施中
〇価格本体4800円+税(送料:350円+税)。発売元:ゴムタイムス社。
2024年04月04日