三井化学は4月8日、経済産業省が制定する特定認定事業者制度における特定認定事業者(スーパー認定事業者)に、同社岩国大竹工場が認定されたと発表した。
同社は、この認定を誇りに「安全はすべてに優先する」という全社方針に基づき、全ての工場において安全・安定操業に努めていく。
多様化する災害、プラントの高経年化、熟練従業員の減少等に対応するため、IoT、ビッグデータの活用、高度なリスクアセスメント、第三者による保安力評価の活用等、高度な保安の取組を行っている認定事業者は「スーパー認定事業者(特定認定事業者)」として認定され、自主保安の自由度を高めることができ、国際的な競争力強化につながる。また、同社では2021年3 月に大阪工場、2022年6月に市原工場が同認定を取得している。
執行役員岩国大竹工場長高妻泰久氏は、「この度、特定認定事業者として認定を取得することができた。当工場は「安全はすべてに優先する」という全社方針に基づき、人とAIが強調する高効率で安全・安定な工場の実現を目指し、リスクアセスメント体制の強化、先進的な技術の導入、ならびに、これらの仕組みや技術を活かすための人材育成に注力し、事故・災害のゼロに向けて取り組んできた。 今後は、特定認定事業者としてより一層リスクマネジメントの強化、先進技術の活用等、高度な保安管理活動を推進し、自立的な高度保安の確保に努めるとともに、従業員が一体となって社会の持続的発展に貢献していく。」とコメントしている。
2024年04月09日