住友理工は4月8日、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが運営する「イクボス企業同盟」へ加盟し、3月26日(火)に調印式を行ったことを発表した。
「イクボス企業同盟」とは、2015年に設立され、イクボスの必要性を認識し積極的に管理職の意識改革を行い、新しい時代の理想の上司・イクボスを育てていこうとする企業ネットワーク。
同社は、男女問わず育児休業を取得しやすいように、外部講師による講演会の開催や社内啓発活動による学習を通じて、上司の理解促進および柔軟な職場づくりに力を入れてきた。この取り組みにより、男性育児休業取得の認知向上や制度に対する理解が深まった結果、同社の男性育児休業取得率は2023年3月時点で、前年度比2・5倍以上の取得率となっている。同社は、今後は、よりワーク・ライフ・バランスを大切にし、多様で柔軟な働き方を受け入れ、風通しの良い職場づくりに繋げていきたいと考えている。
同社グループでは、経営Vision「2029年住友理工グループVision」にて、「エンゲージメント」「ダイバーシティ&インクルージョン」「人材育成」を非財務目標として掲げている。今回のイクボス企業同盟への加盟により、多様な人材がいきいきと柔軟に働ける職場づくりを加速させ、経営理念の一つである「従業員の多様性、人格、個性を尊重し、活力溢れる企業風土を醸成します」をこれまで以上に体現していく。
2024年04月09日