デンカは4月11日、同社のアセチレンガス関係会社である連結子会社の西日本高圧瓦斯、非連結子会社の西日本アセチレン、持分法適用関連会社東日本高圧の同社が保有する全株式を高圧ガス工業に譲渡することを同社と合意し、株式譲渡契約書を本日締結したと発表した。
同社はこれまで、溶解アセチレンガスの原料であるカーバイドの販売先確保のため、溶解アセチレンガスを製造・販売する会社に出資していたが、今後の事業展開には溶解アセチレンガス製造・販売最大手である高圧ガス工業が3社の運営を行うことが最適であると判断し、全株式を譲渡するこ
とを決定した。
なお、3社のうち、東日本高圧は同社と高圧ガス工業他で共同出資している会社であり、西日本アセチレンは、当社と高圧ガス工業、西日本高圧瓦斯の共同出資により設立した会社である。
同社は今後も経営計画「Mission2030」で目指す「スペシャリティ」「メガトレンド」「サスティナビリティ」の3要素を備えた事業への集中を加速していく。
2024年04月13日