通期業績予想を上方修正 レゾナック、円安や需要回復で

2024年04月17日

ゴムタイムス社

 レゾナック・ホールディングスは4月16日、24年12月期第2四半期及び通期の連結業績予想について前回発表(24年2月14日)から上方修正した。24年12月期12月期の売上高は1兆3600億円(前回発表1兆3300億円、増減率2・3%増)、営業利益は470億円(同280億円、同67・9%増)、経常利益は320億円(同130億円、同146・2%増)、当期純利益は250億円(同100億円、同150・0%増)を予想している。
 主な修正理由については、第2四半期の業績予想では、為替水準が当初想定よりも円安基調で推移していることに加え、半導体材料やHDメディアの需要回復が期初の想定以上に進んでいることを反映し、半導体・電子材料セグメントの売上高、営業利益予想を上方修正した。また、イノベーション材料、ケミカルの両セグメントも足元のナフサ価格の上昇等を反映して売上高、営業利益予想を上方修正した。なお、なお、下期(7~12 月)の業績予想は見直しを行っておらず、通期業績予想は上期修正分のみ反映し修正している。

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