TOYO TIREは4月17日、にドイツ・ニュルブルクリンクで4月13日に開催された「ADAC 24h Nürburgring Qualifiers」第1レースにおいて、「TOYO TIRES with Ring Racing」として参戦し、同社タイヤを装着した「TOYOTA GR Supra GT4 EVO」2台がSP10クラスで揃って優勝、準優勝を遂げたと発表した。
同社は、レーシングチーム「Ring Racing」協力のもと「TOYO TIRES with Ring Racing」として、「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」および「NLS耐久シリーズ」に参戦している。
「ADAC 24h Nürburgring Qualifiers」は、本年5月30日~6月2日にかけて開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」の前哨戦に位置づけられており、前回のNLSシリーズ第1戦・第2戦に続き、同社よりSP10クラスに「TOYOTA GR Supra GT4 EVO」2台が出走した。
第1レースは、170号車が予選クラス4位、171号車が予選クラス7位というポジションから決勝に臨んだ。2台共にライバルチームを次々と追い抜き170号車が首位、171号車は2位に浮上、そのままワンツーフィニッシュを果たした。
また、翌日に開催された第2レースでは、170号車がリタイヤとなったものの、171号車は決勝で快走し、2位でフィニッシュする好結果を残した。
サステナブル素材を採用した同社製タイヤ「プロクセスSlicks(ニュルブルクリンクスペック)」がパフォーマンスを発揮し、勝利に貢献した。
「TOYO TIRES with Ring Racing」のUwe Kleen(ウヴェ・クリーン)監督は、「第1レースでワンツーフィニッシュを果たし、24時間耐久レースの前哨戦として最高の結果を得ることができた。第2レースは車両のトラブルにも見舞われたが、171号車が2位と健闘してくれた。これまでのレースでプロクセスSlicksは存分にパフォーマンスを発揮している。24時間耐久レースの本戦は今シーズンの中でもっとも重要なレースであり、今回のレースで見つかった課題を解決して、万全な体制で臨む」と次レースへの決意を語った。
同社は、今後もモータースポーツ活動を通じて得られるデータや知見を商品開発に生かし、高品質、高機能なタイヤをグローバルにお届けしていく。
2024年04月18日