バルカー、昇級機会拡大 「飛び級受験」を導入

2024年04月18日

ゴムタイムス社

 バルカーは4月17日、スキルと能力、意欲のある社員がより早く高い職位で力を発揮し、キャリアアップする機会を得ることができるよう、2024年度から性別や年齢、経歴などにとらわれない社員の登用を推進する「飛び級受験」を導入したと発表した。
 同社の人事制度では、一般職、上級一般職、マネジメント職、上級マネジメント職という4段階の等級があり、各等級への昇格には該当する昇格試験が課せられている。各々の等級内にも複数階層が設けられており、例えば、大学新卒入社の一般職社員がマネジメントを受けられるまでには6回の昇級が必要だった。
 今回、「飛び級受験」の導入により、一般職からマネジメント職、あるいは、上級一般職から上級マネジメント職の昇格試験が受験可能になる。これにより、若手や勤続年数が短い社員もこれまでよりもスピーディに昇格をするチャンスを得ることができる。なお、「飛び級受験」には受験志望書の提出が求められるが、昇格試験の合格基準は一般受験者と同じ。
 「飛び級受験」の導入を通じて、同社は社員一人ひとりが自身の可能性を最大限に活かし、会社全体としてもより高い成長を遂げることを目指す。また、同制度は、社員のモチベーション向上にも寄与し、同社の持続可能な発展に資するものと考えている。

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