帝人フロンティアは4月22日、ポリエステル繊維の販売価格について、改定することとしたと発表した。
円安の進行と、生産に関わるエネルギーコストや物流および人件費などの増加が続き、製品コストが上昇している。こうした状況に対し、生産効率化や経費削減などにより販売価格の維持に努めてきたが、これらコストの上昇が自社の合理化努力で吸収できる範囲を超えていることから、製品の安定供給を確保するため販売価格を改定することとした。
対象製品は、ポリエステル繊維(長繊維・短繊維)およびテキスタイル、値上げ幅は、ポリエステル繊維および紡績糸が1kg当たり10~20円、テキスタイルが5~10%、改定時期は、2024年5月出荷分からとなる。
2024年04月23日