BASFは4月23日、CHINAPLAS2024で、バイオベースのUltramidポリアミドを使用したコンシューマー製品を紹介すると発表した。
同社はHuaweiと共同で、メガネのテンプルに39%のバイオマス由来の原料を含むスマートグラスを開発し、Proheroとは、30%のバイオマス由来の原料を含むフローティングサングラスのフレームを開発した。
Huaweiは Ultramidを使用することで、他の材料でつくられた既存のスマートグラスと比較して、スマートグラスのテンプルの重量を15%~20%軽量化することに成功した。軽量化することによってメガネの圧迫点が減り、すべり落ちにくくなる。また、Ultramidの優れた低反り性により、このスマートグラスは耐久性が高く、長期にわたって使用することができる。さらに、製品に使用する材料の快適性と耐久性が、使い心地の良さを提供する。
Proheroと共同開発したフローティングサングラスは、軽量でサステナブルなだけでなく、着色が容易でもあり、それは一貫した成形工程と、プライマーや塗料の優れた密着性によって実現している
CHINAPLAS2024において、同社は、サステナビリティと共創の分野における最新のイノベーション、コンピテンシー、開発内容を紹介する。
2024年04月24日