豊田合成の24年3月期業績は売上収益が1兆711億700万円で前期比12・5%増、営業利益は677億300万円で同93・1%増、税引前利益は718億100万円で同103・3%増、当期利益は514億5400万円で同221・5%増となった。
日本の売上収益は4434億円で同12・5%増、営業利益は159億円で同151・4%増となった。売上は増販効果や合理化努力等により増加した。顧客の生産台数増加などにより増益となった。
米州の売上収益は3973億円で同20・6%増、営業利益は262億円で同64・3%増となった。売上収益は顧客の生産台数増加等により増加した。増販効果や合理化努力等により増益となった。
アジアの売上収益は2869億円で同3・1%増、営業利益は227億円で同36・3%増となった。売上収益はインドの増販効果等により増加した。中国の顧客の生産台数減少はあるものの、インドの生産台数増加等により増益となった。
欧州・アフリカの売上収益は345億円で同20・9%増、営業利益は27億円(前期は営業損失 37億円)となった。売上収益は顧客の生産台数増加等により増加した。営業利益は増販効果や一過性要因等により黒字化した。
また、製品別の売上収益をみると、23年度のセーフティシステムは3964億円(前年度3359億円)、内外装は3783億円(同3536億円)、機能部品は1768億円(同1548億円)、ウェザストリップは1195億円(同1073億円)となった。
25年3月期の連結業績予想は売上収益は1兆500億円で前期比2・0%減、営業利益は530億円で同21・7%減、税引前利益は550億円で同23・4%減、当期利益は370億円で同28・1%減を見込んでいる。
また、地域別の25年3月期の業績予想は、日本の売上収益は4450億円(前期4434億円)、営業利益は90億円(同159億円)、米州の売上収益は3870億円(同3973億円)、営業利益は260億円(同262億円)、欧州・アフリカの売上収益は290億円(同345億円)、営業利益は20億円(同27億円)、中国の売上収益は1020億円(同1143億円)、営業利益は15億円(同50億円)、アジアの売上収益は1230億円(同1365億円)、営業利益は105億円(同142億円)、インドの売上収益は450億円(同360億円)、営業利益は40億円(同34億円)を見込んでいる。
2024年04月26日