三洋貿易は5月1日、東北電力、北日本索道、および太平電業と、同日、「横手湯沢フォレストサイクル株式会社」を設立したと発表した。
同新会社は、地域の森林資源を活用した林業および木質バイオマス発電に取り組み、地域における資源循環システムの構築を目的として設立されたもの。
具体的には、秋田県横手市と湯沢市において、秋田県産木材を燃料とする木質バイオマス発電所(総発電出力:3960kW)を建設・運営するとともに、植林・造林といった森林整備を行い、燃料材の生産と併せて建築材を生産・販売することなどにより、林業の振興と地域の活性化、脱炭素化の取り組みを推進していく。
東北電力、北日本索道、太平電業、および同社の各社は、今回の新会社の設立により地域課題の解決に取り組むとともに、新たなサービス創出・提供も視野に入れながら、スマート社会の実現、地域社会の持続的発展に寄与していく。
2024年05月02日