為替の追い風で増収増益 ブリヂストン1~3月期

2024年05月13日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは5月13日、オンラインで決算説明会を開催し、石橋秀一グローバルCEOと菱沼直樹グローバルCFOが24年12月期第1四半期業績や24年12月期通期業績予想を説明した。
 24年度第1四半期売上収益は1兆641億1500万円で前年同期比2・0%増、調整後営業利益は1201億7700万円で同2・9%増、営業利益は1177億5500万円で同7・6%減、四半期純利益(非継続事業を含む)は866億200万円で同4・3%減となった。
 24年度第1四半期業績について石橋CEOは「北米・欧州を中心としたトラック・バス用タイヤの需要減少やアルゼンチンを中心とした南米ビジネスの悪化があるものの、鉱山用のスペシャルタイヤが収益を下支えした他、乗用車用では市販用の18インチタイヤのプレミアムタイヤが業績をけん引した。さらに為替(円安)の追い風もあり増収増益を確保した」と総括した。
 24年度第1四半期のタイヤ本数をみると、乗用車用(PSR/LTR)の

 

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