JATMAが実施 全国6ヵ所でタイヤ点検

2024年05月14日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会は5月13日、「4月8日タイヤの日」にちなむ活動の一環として、4月4日〜4月18日にかけて全国6ヵ所でタイヤ点検等によるPR活動を実施したと発表した。
 今回タイヤの点検を行った車両は、乗用車系が59台、貨物系が8台、特種車(キャンピングカー)が1台の合計68台となっている。
 タイヤの整備不良車両は、点検台数68台中22台(不良率は32%)となっている。
 主なタイヤ整備不良の項目別内訳としては、いずれの車種も「空気圧不足」が1位(乗用車系22%、貨物系63%、特種車100%)。空気圧不足は、自動車燃費に悪影響を及ぼすばかりではなく、安全走行にも影響する。このため、空気圧が不足していた場合には、その場で空気を補充しつつ、ドライバーに対しては、日常点検(空気圧管理)の励行をお願いした。
 タイヤ点検実施日時、実施場所は、4月11日10時~13時、道央自動車道輪厚PA・上り線、4月6日12時〜13時東北自動車道蓮田SA・上り線、4月18日10時〜12時新東名高速道路岡崎SA、4月8日10時〜12時名神高速道路吹田SA・上り線、4月8日10時〜11時山陽自動車道 宮島SA・下り線、4月4日10時〜11時30分九州自動車道古賀SA・下り線となる。
 点検項目、タイヤ溝不足(高速走行時における摩耗限度)の点検基準は、乗用車用1・6mm未満、小形トラック用2・4mm未満となる。
 点検項目、偏摩耗の点検基準は、両肩摩耗、肩落ち摩耗等となる。
 点検項目、外傷の点検基準は釘、異物踏みカット等となる。
 点検項目、空気圧不足の点検基準は、指定空気圧未満となる。
 その他の点検項目の点検基準は、クラック、バルブコア不良等となる。

輪厚PAでの点検状況

輪厚PAでの点検状況

古賀SAでの点検状況

古賀SAでの点検状況

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