ユニチカは5月15日、2022年5月より重縮合ポリマーの開発・製造受託事業を開始し、さらなる事業の拡大に向けて体制を強化したと発表した。
事業開始から多くのニーズがあり、受託製造の実績が上がる中、ポリエステルの重合においては、同社岡崎事業所(愛知県岡崎市)にて、数百トン~数千トン/年レベルの溶融重合の製造受託体制を整えた。
直近では、固相重合設備を必要とする比較的粘度の高い重縮合系ポリマーへのニーズが多く、またサステナブル素材や高性能素材へと広がりを見せている。同社は、受託体制を強化し、得意とする共重合による機能性付与など、これまで培った重縮合技術を応用し、製造受託事業の拡大を目指す。
2024年05月16日