TOYO TIREは5月15日、オフロードラリーシリーズFIA World Bajas Cupの第2戦「Baja Greece(バハ ギリシャ)」と第6戦「Qatar International Baja(カタール インターナショナル バハ)」において、同社製SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」シリーズのアンバサダーである三浦昂選手をドライバーとして起用し、同シリーズへ参戦すると発表した。
FIA World Bajas Cupは、2月から11月にかけて年間8回にわたりヨーロッパと中東を中心に開催されている、オフロードラリーのシリーズ戦。同シリーズは、オフロードラリーに必要なテクニックの研鑽や経験を積むことができる機会として、ダカールラリーなど世界的に過酷なレースに出場している選手らが多数参戦している。
同社は今回、ダカールラリーで数々の実績を誇るレーシングチーム「Overdrive Racing」協力のもと、同Cup第2戦Baja Greeceと第6戦Qatar Internattional Baja(いずれも最上位のULTIMATEクラス)に三浦昂選手がハンドルを握るトヨタ「ハイラックス」で参戦する。
両戦とも、ダカールラリー最上位クラスへの参戦をめざして特別にチューンアップした「OPEN COUNTRY M/T-R」を装着し、得られたデータは悪路走破性、耐外傷性のさらなる向上に活用し、世界で最も過酷なレースの一つとして知られるダカールラリーの装着タイヤ開発に生かしていく。
同社グループは、中期経営計画「中計’21」において、OPEN COUNTRYシリーズをはじめとする独自のデザイン性や機能性を有する商品の開発を強化している。今後もレースを通じて得た知見を商品開発に生かし、より高性能・高品質で魅力的な製品をグローバルにお届けしていく。
2024年05月17日