出光興産は5月17日、次代を担う若手作家の発掘・育成を目的とする「Idemitsu Art Award 2024」の作品募集を開始すると発表した。
「Idemitsu Art Award」は、1956年に創設し、40歳までの若手作家を対象とする公募制の美術賞となる。グランプリの賞金は300万円、出品料は25歳以下の場合1点まで無料(2点目以降は有料)となる。
現代美術の分野で活躍する学芸員や作家など、新任3名を含む計4名の審査員による多彩な視点で審査を行う。独創的でエネルギーあふれる作品をお待ちしている。
同社における企業市民活動の軸の一つが、心の豊かさを育む「文化・芸術」となる。これからも「Idemitsu Art Award」を通じて、次代の芸術分野を担う人たちの創造と挑戦、そして成長のエネルギーを支えていく。
応募資格は、2024年3月31日時点で40歳以下の方、募集作品は、平面作品でワイヤーによる壁面展示が可能なもの、2022年以降に制作した新作で、他の公募展等で入選していない作品、作品本体サイズ、162・0cm×162・0cm(S100号)以内、厚さ、重量、15cm、30kg以内となる。出品は1人3点までで、出品料は、26歳以上、1点7000円、2点1万1000円、3点1万4000円、 25歳以下、1点無料、2点7000円、3点1万1000円となる。
エントリー期間は、6月4日~7 月31日、出品料支払い期間は、7月1日~8月9日、作品搬入期間、送付搬入日は、8月29日、8月30日、直接搬入日は、8月31日、9月1日となる。学生支援企画として、 学生特別賞を設定、展覧会の入場料無料となる。
今回の審査員は、新任の大浦周氏(埼玉県立近代美術館主任学芸員)、正路佐知子氏(国立国際美術館主任研究員)、新任の竹崎瑞季氏(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館キュレーター)、新任の菅亮平氏(美術作家/広島市立大学芸術学部講師、シェル美術賞2012年審査員賞受賞)となる。
2024年05月20日