旭化成は5月17日、合成ゴムについて24年6月1日出荷分より価格改定を実施すると発表した。
合成ゴムの対象製品はBR、SBR(油展、非油展)(ジエン、タフデン、アサプレン)で、価格改定内容は全製品プラス45円/kg以上となっている。
昨今の用役、副原料コストの高止まりに加えて、世界的なインフレに伴う修繕費、人件費、物流費などが急騰している。
同社ではこのような状況下において、自助努力だけではこれらコストの上昇分を吸収することは困難であり、価格改定を実施せざるを得ないという判断に至ったとしている。
2024年05月20日