住友ゴム工業は5月22日、同社がダンロップブランドのタイヤを供給するライダーが、5月11日に米国・ソルトレイクシティで最終戦を迎えた全米選手権のひとつ「2024AMAスーパークロス選手権」において、全ての階級(「450SX」「250SX EAST」「250SX WEST」)でシリーズチャンピオンを獲得したと発表した。これにより同選手権でのダンロップ装着ライダーの全階級制覇は15年連続となった。
450SXクラスでは、今年から同クラスにステップアップした「Team Honda HRC」のジェット・ローレンス選手がルーキーシーズンながら全17戦中8戦を制し、シリーズチャンピオンに輝いた。250SX EASTクラスでは、2回の優勝を含む計7回の表彰台登壇を果たし、高い安定感を示した「Red Bull KTM」のトム・ビアル選手が初のシリーズチャンピオンを獲得した。250SX WESTクラスでは、最終戦を残して2名のライダーが獲得ポイント数・勝利数で並ぶ大接戦となった中で、「Rockstar Energy Husqvarna Factory Racing」のRJ・ハンプシャー選手が底力を見せ、チャンピオンを獲得した。
AMAスーパークロスは全米選手権のひとつで、野球場などのスタジアムに土砂を搬入し造成したテクニカルなコースで争う、世界中にファンを持つオフロードレース。ジャンプ・フープス・鋭いコーナーが連続するタイトなコースでの戦いにおいて、タイヤにはトラクション・制動力・コーナリング力など、高い性能が求められる。15年連続全階級制覇に加えて、ダンロップライダーが全階級で上位トップ10を独占し、ダンロップタイヤの高い総合性能が証明された。
チャンピオンを獲得した選手らに加えて、多くの選手がソフト路面用モトクロスタイヤダンロップ「ジオマックスMX34」を使用し、幅広い路面適応性と高いトラクション性能で全階級における好成績に貢献した。
同社は今後も高性能タイヤを世界中のライダーに提供し、さまざまなライディングシーンを足元から支えていく。
2024年05月24日