ブリヂストンは5月22日、元代表取締役社長の渡邉惠夫氏が5月16日に死去したと発表した。享年82歳。通夜・告別式は近親者にて執り行われた。後日、「お別れの会」を執り行う予定だが、日時・場所などの詳細は未定。
渡邉惠夫氏は1942年4月10日生まれ。1965年に慶應義塾大学工学部管理工学科卒業、1965年に同社入社。2001年から2006年まで代表取締役社長を務め、2001年の社長就任時に「米州事業の再建」を抱負の1つとして掲げ、生産体制の再編などにより、2002年に米州事業全体の黒字化を達成した。すべての企業活動領域において「仕事のプロセスの改善」を継続的に実践し、あらゆる品質を向上させ、社内及び顧客、市場の信頼回復を図ることを狙いとした「AQS21活動」を実施した。さらに、「安全はすべてに優先する」という安全宣言を取締役会で決議し、量よりも品質や安全が優先するという考え方をより明確にした。
2024年05月24日