TOYO TIREは5月23日、米国タイヤ販売子会社Toyo Tire U.S.A.とともに、5月29日(水)から6月2日(日)にかけて、メキシコのバハ・カリフォルニア州で開催される「SCORE BAJA500(バハ500)」に参戦する4選手のチーム車両に対し、同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「オープンカントリー」シリーズを供給し、同レースでの活躍をサポートすると発表した。
「バハ500」は「SCORE World Desert Championship」(全4戦)の第2戦。今年で56回目を迎える歴史ある一戦で、数あるオフロードレースのなかでも世界屈指の過酷なレースとして知られている。参戦する車両はメキシコのバハ・カリフォルニア半島の都市エンセナーダを出発し、全行程約480マイル(約770km)の、起伏に富んだ砂漠地帯や岩場の多い山岳地帯を高速で駆け抜ける。砂や岩で構成される不安定な路面を制限時間内に走破するためには、ドライバーの技術に加え、装着タイヤの悪路走破性と耐久性が高いレベルで求められる。
同社は、オフロード向け製品として北米市場で高く評価されているピックアップトラック/SUV用タイヤ「オープンカントリーM/T」をレース用にチューンアップした「オープンカントリーM/T―R」を供給する。同製品をはじめ「オープンカントリー」シリーズは、世界各地のオフロードレースで蓄積した経験を商品開発に生かし、ラインアップの充実を図っている。「SCORE World Desert Championship」においてもトラクション性能やブレーキ性能、悪路走破性を向上したトレッドと、耐外傷性の高いタフネス構造が実力を発揮し、数々の勝利をサポートしてきた。
昨年の「バハ500」で総合優勝を果たしたブライス・メンジス選手をはじめ、今年3月開催の「SCORE World Desert Championship」第1戦「SCORE San Felipe250」で総合優勝したアラン・アンプディア選手、総合3位に入賞したタボ・ヴィルドソーラ選手、バハ500にTrophy Truckクラスで初参戦の若手クリストファー・ポルヴォード選手など、サポート選手とともに、同レースでも総合優勝をめざす。
2024年05月27日