全行事を遂行できた1年に 東部ゴム商組、通常総会開催

2024年05月28日

ゴムタイムス社

 東部工業用ゴム製品卸商業組合は5月23日、ホテルモントレ銀座(東京中央区)で第46回通常総会を開催した。当日は組合員184人のうち、本人44人、委任状110人が出席した。
 総会は西山正晃常任理事(ニシヤマ)による司会で、塩谷信雄理事長(バン工業用品)があいさつを行った。塩谷理事長は「コロナに悩まされた4年間。組合活動はできることを考え、できることを工夫し、できる行事をしていこうという基本方針のもと、23年度はビジネスマナー研修会、商品展示説明会、各種見学会などすべての行事を開催できた。これも皆さま方のご協力おかげになる」と述べた。
 続いて塩谷理事長は「充実した行事で一番変化があったのは野球大会になる。これまで夏の伝統行事として行われてきた野球大会だが、昨今の猛暑・酷暑では選手の健康が確保できないのではないかと判断し、第46回は3月に開催させていただいた」と話し、「24年度は継続してきた行事だけでなく、新たな企画を催すことも目指したい」と語った。その一つとしてこれまでは10周年の節目行事として開催してきた「東部工業用ゴム製品卸商業組合ゴルフ会」を今年度から年1回の開催とする方針とした。第1回目は10月17日に「茨城ゴルフ倶楽部東コース」で開催する予定だ。「ひとつでも皆さんが集う場を増やすことで、より親睦を深める機会としたい」(塩谷理事長)とゴルフ大会開催の意義を強調した。
 また、今年5月1日には組合事務所を同じフロアの広いスペースに移転した。これまでは貸会議室などを借りて会議や研修会などを行っていたが、今後は経費削減の一環からなるべく組合事務所を活用し、会議や研修会を行うこととした。
 続いて、新發田和敏常任理事(シバタ)が議長に選任され、第1号議案(23年度決算関係書類承認の件)、第2号議案(24年度における事業計画、収支予算並びに経費の賦課金額及び徴収方法決定の件)、第3号議案(24年度における借入金残高の最高限度決定の件)、第4号議案(役員報酬の件本年度は支給せず)について原案通り承認した。
 なお、組合員数は前期から3社減の184社(加入1社、脱退4社)、賛助会員は前期から3社減の56社(加入0社、脱退3社)で、合計は前期比6社減の240社となった。
 通常総会終了後、参加者は部屋を移し懇親会が行われた。懇親会は加藤暢利常任理事(日加商工)による司会の下、山上茂久相談役理事(ヤマカミ)が乾杯の発声を行い、和やかな雰囲気の中でスタートした。中締めは黒川和彦副理事長(不二工業)が行い散会となった。

塩谷理事長

通常総会の様子

 

 

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