出光興産ら4社で クロスメンタリング開催

2024年05月30日

ゴムタイムス社

 出光興産は5月29日、東京海上日動火災保険、帝人、リコーとともに、女性管理職の自律的キャリア形成やジェンダーギャップの解消を目的として、「クロスメンタリング」を実施すると発表した。
 「クロスメンタリング」とは、メンター(支援者、助言者)とメンティ(支援・助言を受ける立場)が他企業同士となる組み合わせで行う、企業横断型のキャリア形成支援の取り組み。同クロスメンタリングでは、経営幹部がメンター、女性管理職がメンティとなってメンタリングを行い、女性管理職の自律的キャリア形成と、多様な人材が企業を超えて学び、育て合うことによるジェンダーギャップ解消の加速を目指す。
 昨年度は、同社と東京海上日動の2社で実施したが、今年度は帝人、リコーを加えた4社で取り組み、クロスメンタリングの拡充と女性管理職の育成に向けたプラットフォームの開発を行う。
 今回は、各社からメンター、メンティ各7名ずつが参加し、11月までメンタリングや集合研修を実施する。5月24日に開催したキックオフでは、事前研修を行った後、組み合わせの発表を行った。 
 同社は、中期経営計画(対象年度2023~2025年度)において人財戦略を経営戦略の根幹に据え、「DE&Iの深化」に取り組んでいる。同取り組みを通じて女性活躍を推進するとともに、ジェンダーにかかわらず全ての社員が生き生きと働き、新たな価値を共創できる企業を目指していく。
 第二期クロスメンタリングの実施時期は、2024年5月24日~2024年11月、参加企業は、同社、東京海上日動、帝人、リコー、参加者は、各社メンティ7名・メンター7名、計56名(28組)、実施内容は、集合研修3回、メンタリング3回、女性性管理職ネットワーキング(研修や交流会)となる。

5月24日に開催したキックオフの様子

5月24日に開催したキックオフの様子

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