住友ゴムのCSR基金 54団体に助成金拠出

2024年05月31日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は5月29日、従業員からの募金に会社が同額を拠出するマッチングギフト制度「住友ゴムCSR基金」の2024年度の活動として、54団体に対して総額1390万円の助成金を拠出したと発表した。また積立金の一部から7団体に対して総額で約300万円の寄付を実施する。
 「住友ゴムCSR基金」の助成活動は、同社の事業所がある地域で、環境保全や災害支援、交通安全、地域課題解決などの活動を行っているNPOやボランティア団体に助成するもので、事業の計画性・効果・継続性などを基準に選考している。今年は環境保全13団体、交通安全2団体、災害支援3団体、地域課題解決36団体に助成を実施した。2010年に助成を開始したこの基金は、2023年度までに延べ513団体による活動を対象に総額1億2350万円の助成を行った。
 また2023年度から、これまでの助成活動に加え、積立金の一部でSDGsの目標達成に積極的に取り組んでいる認定NPO法人や国際NGOなどに対して寄付をスタートした。2024年1月に発生した「令和6年能登半島地震」に対しても50万円を拠出し、日本赤十字社を通じて寄付を実施した。
 同社グループは、企業理念体系「Our Philosophy」をあらゆる意思決定の拠り所とし、Purpose「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる。」を、私たちの企業活動におけるすべての行動の「起点」とした経営を行っている。抽象度の高いPurposeと具体的な施策であるサステナビリティ長期方針「はずむ未来チャレンジ2050」の各種施策をつなぐ、同社独自のサステナビリティビジョンを掲げることにより、Purposeの体現にドライブをかけ、国際社会が目指す持続可能な社会の発展に貢献していく。

「住友ゴムCSR基金」ロゴ

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