豊田合成は6月3日、環境保全に関する課題や取り組み事例などを社内で共有する「環境展示会」を同日から開催していると発表した。
同社は、従業員一人ひとりが環境問題に関心を持ち自分事として行動できる風土づくりが重要であるとの認識の下、6月の環境月間に合わせ、展示会を2016年から毎年行っている。2023年8月には、自社の生産活動などで発生するCO2排出量(スコープ 1・2)について、カーボンニュートラル実現時期の2030年への前倒しを宣言し、省エネのための「生産技術革新」と「日常改善」などをより加速させており、目標の実現に向けて、全社をあげた活動の重要性が増している。
展示会では、気候変動の状況や自動車業界の環境動向、同社の環境への取り組みをイラスト・動画でわかりやすく紹介している。さらに今年度は、国内関係会社の従業員も招待し、環境活動の輪を広げている。
開催期間は、2024年6月3日~6月28日、開催場所は同社研修施設サンコートEAST2F「環境考動館」。
主な内容は、世界の環境動向と対策(世界の環境問題の現状、環境問題に対する世界と日本の対応など)、自動車業界の動向(環境面での自動車業界がおかれている状況、自動車メーカーの取り組みなど)、同社の取り組み(カーボンニュートラル実現に向けた各工場での取り組み、環境負荷低減製品など)となる。
2024年06月04日