東洋紡は6月4日、パテント・リザルトが5月7日に公表した、高分子フィルム関連技術のグローバルスコア特許総合力ランキングにおいて1位を獲得したと発表した。
同ランキングは、高分子フィルムについて、日本、米国、欧州、中国の主要4国・地域における特許の注目度を得点化した「パテントスコア」を合算、特許の質と量について総合的に評価しパテント・リザルト社が算出したもの。
同社は、「ガスバリア性と耐熱性を持ち、低コストで高い加工性を実現可能なポリプロピレンフィルム」や、「強度と柔軟性を兼ね備え、有機化合物の吸着が少ない特性を持つポリエステル系シーラントフィルム」に関する技術などが注目度の高い特許として評価された。
同社は今後も、包装用・工業用フィルム製品をはじめとするさまざまな領域において、社会課題の解決に貢献する技術の開発に取り組んでいく。
2024年06月05日