ダウは6月5日、ティーチ・フォー・オール(Teach For All)とのパートナーシップを継続し、科学、技術、工学、数学(STEM)教員の採用や養成、職場への配置を支援するために引き続き協力すると発表した。
このプログラムは、千葉県、埼玉県、石川県、そしてアルゼンチン・バイアブランカ、ナイジェリア・ラゴス、スペイン・タラゴナ、さらに今年新たに加わった米国プラクミンにおける教育機会の格差是正に貢献する。
Teach For Allは、すべての子どもたちの教育の質を向上させ、子どもたちの学びと成長を阻む壁を取り除くため、集団的リーダーシップの開発に取り組む独立したパートナー組織と世界的な組織からなるネットワークとなる。6大陸にわたる62のネットワーク・パートナーを持ち、1万3千人以上の現役教師と10万人以上の卒業生を抱えるまでに成長した。
同社と Teach For Allによる2022年から現在までの成果は62人のSTEM教員が採用され、研修を受け、プログラム実施国の生徒の成績が最大30%向上した。
同社は、イノベーティブなマインドを育成するTeach For Allのような組織と協力することで、教員の養成や支援、生徒の学習環境の整備を手助けし、誰もが平等にSTEM教育の機会が得られることを目指している。日本のプログラムにおいても、教員養成のための模擬授業に、同社の社員がボランティアとして参加するなどの貢献を行っている。
2024年06月06日