出光興産が募集開始 環境フォト・コンテスト

2024年06月07日

ゴムタイムス社

 出光興産は6月5日、次世代育成と環境に関わる企業市民活動の一環として児童・生徒を対象に第20回環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○(まる)と×(ばつ)」の作品募集を7月1日から開始すると発表した。
 本コンテストは、わたしたちの身近にある、いつまでも残したい「○」の風景とすぐにでも改善したい「×」の風景を2枚1組の写真にし、コメントを添えて応募するフォト・コンテストで、次世代を担う子どもたちが、環境問題に対する意識を高め、課題を見つけ、解決する過程を伝える力を育む機会の提供を目的に、2005年から実施している。
 昨年は全国から473校、1万2704作品の応募があり、第 1回からの累計応募数は13万作品を超えた。
 今年は第20回記念企画として、エネルギーと環境問題をテーマとした「環境教室」を一部の小学校で実施予定。(実施期間:6月~7月を予定)

 同社では2030 年までに達成すべき持続可能な 17 の開発目標(SDGs)への取り組みの一つとして、多くの学校は「環境教育・環境学習」を積極的に取り組んでいる。本コンテストでは、普段は見過ごしてしまう何気ない風景を環境という軸で見つめ直し、課題を発見するとともにその意図を自分の言葉で表現することが必要になる。これにより、環境問題への意識向上、および課題発見・課題解決・伝える力の成長に寄与できるものと考えている。
 本コンテストは、環境教育授業の題材や夏休みの課題として採用され、毎年多くの学校が団体応募(学校・学年・クラス・部活動・仲間同士など様々な単位で登録可能)で参加している。学校団体応募のうち優秀な取り組みを、学校団体賞として表彰するほか、学校団体応募の応募者全員に参加記念品を進呈する。
 応募資格は、小・中・高・高等専門学校の在学生、募集期間は7月1日~9月30日で、写真のクオリティや撮影テクニック、○と×の組み合わせやテーマ、コメントに記入された環境に対する視点や考え方を総合的に審査し、入賞は本年12月中に発表する。

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