ピレリAPACの新CEO マガンツァーニ氏が任命

2024年06月17日

ゴムタイムス社

 ピレリAPACは6月12日、新CEOとしてアンドレア・マガンツァーニ氏が任命されたと発表した。マガンツァーニ氏は、激動の世界経済環境の中、過去2年間にわたり同社を輝かしい業績へと導いたパオロ・ベネアの後任となる。ベネア氏は同社の会長に就任する。
 マガンツァーニ氏は、2021年7月に購買担当上級副社長としてピレリに入社し、2023年10月に品質バリューチェーン担当上級副社長に任命された。新たな役職において、マガンツァーニ氏はバリューチェーン管理における豊富な経験を活かし、ピレリのアジア太平洋地域における戦略と事業拡大を推進していく。
 マガンツァーニ氏は、2001年にモデナ・レッジョ・エミリア大学で経済学の学位を取得後、フェラーリでキャリアをスタートし、現地およびグループレベルで間接購買の重要な役職を歴任した。2007年に、ワールプールEMEAに入社し、イタリア本社で原材料のシニアバイヤーを務め、その後ヨーロッパ市場の商品マネージャーに就任した。
 また、鉄鋼製品流通部門のエグゼクティブディレクターも務め、2014年にワールプールEMEA の間接購買ディレクターに任命された。この間、マガンツァーニ氏は、加工部品、設備投資およびオフテイク製品の直接購買、そして世界的な原材料やサプライチェーンのリスク管理について、幅広い経験を積んだ。

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