名古屋工場に新棟を建設 三ツ星ベルト、約60億円投資

2024年06月17日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトは6月14日、同社名古屋工場(愛知県小牧市)に新棟を建設すると発表した。新棟は生産ラインと物流システム(自動倉庫)を併設した4階建てで、投資金額は約60億円を予定している。
 同社は24中期経営計画で、企業価値向上の基本政策を推進すべく、積極的な設備投資を展開している。2030年度の「ありたい姿」に向けた生産・物流再編の一環として、名古屋工場に新棟を建設する。これにより、労働環境の整備ならびに2024物流問題への対策を図るとともに、在庫の最適化と配送効率向上を目指す。また、緊急時にも柔軟に対応できる製品供給体制を構築し、トータルコストの低減と事業継続計画(BCP)の強化を進めていく。
 新棟は建物(鉄骨造4階建て)、新棟敷地面積は約5300㎡、延床面積は約1万7300㎡、稼働開始予定は2026年5月。なお、名古屋工場の業務開始は1962年1月。主な生産品目は搬送ベルト、防水・遮水シート、エンジニアプラスチックとなっている。

名古屋工場新棟イメージ

 

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