NOKは6月17日、同社のアスリート社員である飯塚千遥(いいつかちはる)選手が、6月12日~15日までシンガポール(会場OCBC Aquatic Centre)にて開催された「19th Singapore National Swimming Championships 2024」に出場し、女子50mバタフライと100mバタフライの2種目で優勝したと発表した。
決勝でのタイムは、50mバタフライが26秒61、100mバタフライが58秒16で、100mバタフライでは大会記録を更新した。
飯塚選手は、世界のトップスイマーに挑戦するため、今年5月よりシンガポールに練習拠点を移している。今大会はシンガポールにおける国内トップレベルの大会であり、飯塚選手がシンガポールで出場する初の大会だった。同社は、新たな挑戦を続ける飯塚選手をこれからも応援していく。
飯塚選手は、「今大会は、今後の強化に向けて現状を確認することを目的に臨んだ。日本とは違った雰囲気の中での試合だったが、たくさんの方の応援のおかげで、両種目ともにベストに近い泳ぎで優勝することができ、100mでは大会新記録を出すこともできた。改善点も確認できたので、それをしっかり練習に反映させ、今後の自己ベスト記録更新につなげていきたいと思う。」とコメントしている。
大会結果は、女子50mバタフライ予選全体1位で26秒65、決勝優勝で26秒61、女子100mバタフライ予選で全体1位58秒91、決勝優勝で58秒16は大会新記録となる。
飯塚選手は、7月6日と7日に千葉県国際水泳場にて開催される「第87回千葉県選手権水泳競技大会」へ出場予定。この大会で、10月に佐賀で開催される「国民スポーツ大会」(旧・国民体育大会)の出場権獲得を目指す。
飯塚千遥選手は、2001月1月11日生まれ(23歳)。千葉県銚子市出身。5歳の時に水泳教室へ通い始める。千葉県銚子市立銚子高校から筑波大学(茨城県)に進学し、日本選手権・日本学生選手権等の国内トップレベルの大会にて好成績を収めた。日本代表になるという夢に挑戦することは今しかできないとの想いから、同社への入社を決める。自己ベスト記録は57秒88(100mバタフライ)となる。
女子100mバタフライでの主な戦歴は、2023年、ジャパンオープン2023で2位(57秒88)、2024年、世界選手権大会(2024/カタール・ドーハ)で8位(58秒23)、2024年、オリンピック代表選考会で5位(57秒98)となる。
同社は、スポーツを通じた社会貢献を目標に、2019年より現役アスリートを「アスリート社員」として採用している。アスリート社員は、同社の一社員として健康増進イベントや社会貢献活動などの企画・実施に携わり、社内コミュニケーションの活性化にも寄与する存在となる。
現在は、戸澤潤也選手(競泳・平泳ぎ、2022年入社)、飯塚千遥選手(競泳・バタフライ、2023年入社)、大塚俊貴選手(競泳・バタフライ、2024年入社)の3名が活躍している。
2024年06月19日