帝人フロンティアは6月18日、経済産業省が定めるDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得したと発表した。
DX認定制度は、「情報処理の促進に関する法律 第三十一条」に基づき、企業がデジタルによって自らのビジネスを変革するためのビジョン・戦略・体制等が整った事業者を経済産業大臣が認定する制度。
同社では、「Transformation with Digital(トランスフォーメーション ウイズ デジタル)」をコンセプトに、デジタル技術の活用を成長戦略のひとつと捉えて、全社横断的にDXを推進する専門部署を設置し、自社にとどまらずサプライチェーン全体においてDXを推進している。
具体的には、デジタルマーケティング・プラットフォームを構築し、新たな事業機会の創出から売上拡大までを一気通貫でサポートする仕組み作りを進めるとともに、顧客へのウェビナー配信などのデジタルマーケティングを展開している。また、サプライヤー、パートナー企業や顧客の情報を連携するデジタル・ワークフローを構築し、生産スケジュールや在庫状況などをサプライチェーン全体で可視化することで各社の業務効率化を図るなど、より多くのソリューションを提供できるようなビジネスモデルの変革に取り組んでいる。
同社は、さらにデジタル技術の活用をすすめ、企業活動の高度化を図るとともに、ESG に対する目標達成を推進するなど、企業価値の向上に努めていく。
2024年06月20日