旭化成、旭化成メディカルおよび旭化成ファーマは6月20日、2024年6月26日~28日に、東京ビッグサイトにて開催される医薬品関連技術の展示会「第6回ファーマラボEXPO」に出展すると発表した。
同展示会では、ウイルス除去フィルター「プラノバ」や蒸気滅菌が可能なWFI(注射用水)装置「マイクローザ」など、製薬メーカーが医薬品を安全かつ効率的に製造することに貢献する製品やサービスを中心に同社グループの7つの技術を展示する。
展示会の会期は、2024年6月26日~28日10時~17時、会場は東京ビッグサイト、同社グループブースは51-6となる。
旭化成は、「アセトニトリル」核酸・ペプチド医薬に最適な高純度、安定品質の溶媒、「マイクローザ」蒸気滅菌が可能なWFI(注射用水)装置、「FO-MD膜システム」開発中の非加熱・非加圧濃縮システム、「Sonanos」注射剤用途に適したドラッグデリバリーシステム基剤を展示する。
旭化成メディカルは、「プラノバ」生物学的製剤の製薬プロセスにおけるウイルス除去フィルター、「バイオ医薬品受託開発製造サービス」を展示する。
旭化成ファーマは、「LNP(脂質ナノ粒子)・リポソーム原料(リン脂質類)製造用酵素」を展示する。また、展示に加え、外部講師の方をお招きし、講演を予定している。
講演タイトルは、「(仮)WFIプロセスにおける膜法と蒸留法の比較」、日時は、2024年6月26日および28日14時~14時30分、講演者は、布目技術士事務所、布目温(ぬのめ あつし)氏となる。
同社グループは、幅広く保有する優れた技術やサービスの提供を通じて、製薬メーカーが安全かつ効率的に医薬品を製造することに貢献するとともに、ヘルスケア領域のさらなる成長を目指し、世界の人びとの「いのち」と「くらし」に貢献していく。
2024年06月21日