合成ゴム値上げ相次ぐ 適切な価格転嫁がカギに 

2024年06月21日

ゴムタイムス社

 合成ゴムメーカーから値上げのアナウンスが相次いでいる。ブタジエン価格の高止まりが継続している上、世界的なインフレに伴うプラント修繕費や人件費の高騰、さらに物流費も上昇基調にある。各社は生産効率化などを進めるも、自助努力だけではコスト上昇を吸収するのは難しいと判断。製品価格の改定に踏み切る動きが広がっている。
 ENEOSマテリアルはエラストマーやラテックス製品

全文:約979文字

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー