東レは6月26日、同社のブランドムービー「STRAIGHT PATH(ストレートパス)」が、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(以降SSFF & ASIA)主催の「BRANDED SHORTS 2024」ナショナル部門でグランプリ「Branded Shorts of the Year」を受賞したと発表した。
「BRANDED SHORTS」は、米国アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短篇映画祭SSFF&ASIAが企業の広告映像作品を表彰する日本で唯一の国際的な広告映像部門で、審査においては、広告業界や、映画業界、その他から業界の垣根を越えて集まる審査員により、インターナショナル部門とナショナル部門ノミネート作品の中から、それぞれ「Branded Shorts of the Year」が選出される。
今年は世界中から集まった747のエントリー作品の中からインターナショナル部門:14作品、ナショナル部門14作品がノミネートされた。
受賞作品の「STRAIGHT PATH」は、東レがブランディング活動の一環として企業理念や事業内容をステークホルダーに分かりやすく伝えることを目的として制作した。
同社のグループ企業であるTORAY MEMBRANE USA, INC.のCEOであるトリ・フエン氏の半生を、多数の社員へのインタビューも行いムービーにした。ベトナム戦争後難民となり、アメリカに渡ったトリ少年が、蛇口をひねるだけで綺麗な水が手に入ることに驚き、成長後、東レグループにエンジニアとして入社、世界中の人がいつでもどこでも綺麗な水を飲めることを目指して仲間や社員とともに奮闘する姿を描いた実話に基づくサクセスストーリー。
世界では約20億人が安全な水にアクセスできない現状があるが、同社グループは先端技術を駆使した水処理膜によって世界中に安全な水を届けている。今後も、同社グループ・サステナビリティビジョンのもと、環境問題や社会課題の解決への貢献を目指していく。
2024年06月27日