TOYO TIREは6月28日、環境保護や保全に取り組む団体・事業とその活動を支援する「TOYO TIREグループ環境保護基金」の2025年度助成団体を、日本フィランソロピー協会を通じて、7月1日から公募すると発表した。
同社グループ環境保護基金は、1992年、「地球および地域社会の一員としてよりよい生活環境を実現するために貢献したい」という従業員の想いをかたちに表す目的で創設した。現在、同社グループ従業員の約80%が同基金の趣旨に賛同し、参加している。
同基金の拠出金はマッチングギフト方式を採用しており、これまでに延べ1002団体に対し、累計約6億9200万円(2024年4月末時点)の助成を実施してきた。
同社では、外部助成先選考委託機関である日本フィランソロピー協会を通じ、環境保全に関する認定NPO団体やその団体が行なう事業に対して助成するほか、同社拠点がある宮城県や三重県などでは従業員によるボランティア活動を通じた環境保全にも努めている。
2022年に発表した「TOYO TIREグループのサステナビリティ方針」では、社会の持続可能性が事業成長の前提条件であるという認識のもと、全企業活動を通じてグローバルに社会課題の解決に努めることを掲げている。同社は、社会的要請に応え、その存在価値が評価、期待され続ける企業たるべく、今後も各種支援を通じ地域社会の持続可能な発展に貢献していく。
2024年07月01日