東レは7月1日、バレーボールクラブの運営を目的とした新会社を同日付で発足したと発表した。
新会社名は「東レアローズ」で、2024年10月からのSVリーグの開幕にあわせ、これまで同社の実業団チームの位置づけであった東レアローズ男子バレーボール部、同女子バレーボール部を引き継ぎ、バレーボールクラブとしての運営を行う。
またこれに伴い、バレーボールチームの名称も、男子を「東レアローズバレーボールクラブ静岡」(略称東レアローズ静岡)、女子を「東レアローズバレーボールクラブ滋賀」(略称東レアローズ滋賀)と変更し、これまでより一層、スポーツの振興や地域社会への貢献・共生といった姿勢を強くしたクラブチームとして、SVリーグに参加していく。
同社は1926年の創立以来一貫して「社会への奉仕」を存立の基礎とし、今日まで歩んできた。また、「人を基本とする経営」を実践する一環として、バレーボール、ボート、柔道、剣道など、企業スポーツにも注力してきた歴史がある。
今回の新会社の発足は、そのような同社の哲学をさらに強く推し進めるものであり、今後も、企業理念である「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」の体現に努めていく所存となる。
なお新会社の体制やSVリーグに臨むにあたっての抱負等の詳細は、今後準備が整い次第お披露目する予定となる。
新会社の社名は東レアローズ、所在地は滋賀県大津市、設立は2024年7月、資本金50百万円(同社100%)、代表者は代表取締役社長山内哲矢氏、事業内容はバレーボールクラブの経営となる。
2024年07月02日