積水化学がウェビナー開催 インクジェット技術を紹介

2024年07月03日

ゴムタイムス社

 積水化学工業は7月2日、同社の高機能プラスチックスカンパニーが、エレクトロニクス分野向け微細形状から高アスペクト形状まで達成可能なインクジェット技術について紹介を行うウェビナーをオンライン形式により開催すると発表した。
 昨今、エレクトロニクス分野では電子機器の小型化・高機能化に伴い、材料にも微細塗布・高機能化が進むと同時に、SDGsやESGを意識した環境負荷軽減が求められている。
 同社では2010年より溶剤レスで微細塗布が達成可能なインクジェット技術を開発してきた。同社保有の材料設計技術と印刷プロセス技術により微細形状から高アスペクト形状といった形状制御および材料の高機能化を実現した。
 ウェビナーでは、従来インクジェット方式との違いや高粘度インクジェットの強み、用途事例を紹介する。
 同社インクジェットインクは約20μmの微小な液滴である光硬化性インクながら、従来では吐出困難であった粘度域にまで塗布を可能にした製品となる。そのため一般的なインクジェットインクと比較し、高アスペクト形状や狭場での印刷が可能となる。
 ウェビナータイトルは、「極微細塗布インクジェット 部品小型化・難形状塗布へのソリューション提案」、日時は、2024年7月26日14時~15時、内容は、高粘度インクジェット用インクとは?、従来インクジェットと方式の違い、同社高粘度インクジェットの強み、用途事例、質疑・応答となる。
 参加費用は無料で対象者は、電子部品などの製品開発や企画に従事している方、ディスペンサ方式での微細塗布や高生産性化を検討している方、インクジェット方式での微細塗布や品質向上を検討している方、3Dプリンタでの生産性向上を検討している方となる。

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