ESG指数構成銘柄 住友理工がAA評価取得

2024年07月05日

ゴムタイムス社

 住友理工は7月4日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用する国内株式の ESG指数の1つである「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」の構成銘柄に選定され、MSCI ESG格付けにおいて「AA」評価を取得したと発表した。
 「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」とは、株価指数を算出している米国のMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)社により作成された、ESG投資インデックス。MSCI日本株IMI指数を構成する銘柄のうち、各業種内でESG格付けの高い企業が選定された指数で、2024年1月現在、516社が選定されている。
 また、MSCI ESG格付けは、MSCI社が世界中の企業を対象に、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)について総合的に評価し、業種別に比較して「AAA」から「CCC」までの7段階で格付けされるもので、ESG投資における世界的な評価指標とされている。今回、同社は「AA」評価を取得している。
 同社グループ は、世界中で必要とされる「Global Excellent Manufacturing Company」への飛躍を目指し、ESGを意識した経営を推進している。今回の選定を契機に、その歩みをさらに加速させていく。

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