横浜ゴムのジオランダー装着車 ARKラリー・カムイで優勝

2024年07月10日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは7月9日、同社のSUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」装着車が7月5日~7日に北海道で開催された「XCRスプリントカップ北海道」の第3戦「2024 ARKラリー・カムイ」の2クラスで優勝したと発表した。
 レース当日は悪天候で滑りやすいグラベル路面を駆け抜けるレースとなったが、「ジオランダー」は優れた走破性で両選手の勝利を足元からサポートした。
 優勝したのはXCー2クラスの番場彬選手/梅本まどか選手組(CUSCO YHジオランダー HILUX)とXCー3クラスの塙郁夫選手/佐竹尚子選手組(トヨタRAIZEラリーコンセプト)。番場選手は2022年と2023年の2年連続でXCー2クラスのシリーズチャンピオンを獲得、塙郁夫選手/佐竹尚子選手組は2023年のXCー3クラスでシリーズチャンピオンを獲得している。
 同社は、オールテレーンタイヤ「ジオランダー・エックスエーティー」、「ジオランダー・エイティ4」を供給した。なお、併催された「全日本ラリー選手権」でもJNー4クラス、併設クラスのOPー1クラス、OPー2クラスの3クラスで優勝した。
 「XCRスプリントカップ北海道」は北海道を舞台にクロスカントリーカーやSUVで競うスプリントラリー。「2024 ARKラリー・カムイ」は同シリーズの第3戦で、約90kmの林道SSコースで競われ、毎年高速で駆け抜けるエキサイティングなレースが展開される。
 2024年5月に発売した新商品「ジオランダー・エイティ4」はオールテレーンタイヤに求められるオンロード性能とオフロード性能を高次元で両立しながら、よりオフロードイメージの強いデザインを実現している。
 「ジオランダー・エックスエーティー」はオフロード感溢れるアグレッシブな外観と優れたオフロード性能に加え、オンロードでの快適性を両立している。
 「ジオランダー」シリーズの高いオフロード性能はレースでも数多く実証されており、2024年は米国・カリフォルニア州で開催された世界で最も過酷なオフロードレース「King of the Hammers」の3クラスで優勝したほか、2023年は「アジアクロスカントリーラリー2023」で2年連続総合優勝(トップ3独占)を果たしている。

XCー2クラス優勝車両

XCー2クラス優勝車両

XCー3クラス優勝車両

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