リケンテクノスは7月10日、自動車ウィンドウ用フィルムICE-μ(アイスミュー)で新たに遮熱性能を向上させたグレードを開発したと発表した。
自動車ウィンドウ用フィルムICE-μは、高い遮熱性に加え、フィルムの均一性と透明性に優れ、窓ガラスに貼ることでクリアな視界で快適な車内空間を演出する。同社が長年培ったコアテクノロジーを投入し、画期的な「波長コントロール設計」と緻密な「コーティング技術」によって赤外線や紫外線をカットすることで、電磁波の透過を阻害せずに、高い透明性と遮熱性を実現した。
今回新たに開発したグレードは、光反射性を加えることで従来品の熱吸収による遮熱との二重の効果を生み出し、既存グレードに比べて遮熱性能を10%以上高めている。
防犯機能や抗ウイルス性等、独自のユニークな機能を組み合わせることも可能。フィルムの力で一層の快適空間を実現することを目指し、常に顧客のニーズを先取りした製品開発に取り組んでいく。同社グループは、ICE-μをはじめとする製品を通じて快適な生活空間を提供するとともに、環境負荷を低減し、持続可能な社会の実現に貢献していく。
2024年07月11日