住友ゴム、日本繊維機械学会賞で技術賞 ゴルフグローブ搭載技術で

2024年07月23日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は7月22日、昨年11月に発売したゼクシオのゴルフグローブ(メンズモデルGGG-X020、レディスモデルGGG-X021W)に搭載された技術が評価され、一般社団法人日本繊維機械学会が主催する「日本繊維機械学会賞」の技術賞を受賞したと発表した。
 同学会賞は繊維並びに繊維機械に関する研究または技術開発の中で、創意があり、技術的に高い価値を有する業績を挙げた同学会の会員を対象としている。
 今回の受賞は、ゴルフにおけるルールを満たしながらスイング中のグリップのずれを低減させる技術を評価されたものになる。スイング中のグリップのずれは、手とグローブ(掌裏面)の間で起こっている点、グローブ(掌表面)とグリップの間に隙間がある点の2点に着目し技術開発を進め商品化を行った。
 上記観点から作られたグローブは、これまでの商品にはなく新規性、革新性があり、特許出願済です。住友ゴム工業は、今後も同社が持つ技術力を駆使し、ユーザーのニーズに合った商品を提供する。

写真左から井上真理日本繊維機械学会長、同社開発部杉本靖司氏、長谷川宏氏

写真左から井上真理日本繊維機械学会長、同社開発部杉本靖司氏、長谷川宏氏

写真左から、ゼクシオのゴルフグローブ メンズモデル、レディスモデル

写真左から、ゼクシオのゴルフグローブ メンズモデル、レディスモデル

グローブとグリップ間の隙間比較

グローブとグリップ間の隙間比較

3層構造による接地面積比較

3層構造による接地面積比較

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