ブリヂストン、鈴鹿8耐をサポート 装着車両17連覇達成

2024年07月24日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは7月23日、同社がサポートしたTeam HRC with 日本郵便(ライダー:高橋巧氏/名越哲平氏/Johann ZARCO氏)が7月19日~21日に開催された「2024 FIM世界耐久選手権(以下、EWC)「コカ・コーラ」鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会」(以下、鈴鹿8耐)において優勝を飾ったと発表した。
 同社タイヤ装着チームの優勝は、2006年の初優勝から17大会連続となり、同社が持つタイヤサプライヤーとしての連続優勝記録を更新した。
 また、同社がサポートしたYAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team(ライダー:Niccolo CANEPA氏/Marvin FRITZ氏/Karel HANICA氏)が2位、Yoshimura SERT Motul(ライダー:Gregg BLACK氏/Dan LINFOOT氏/渥美心氏)が3位となり、11回目の表彰台独占となった。
 さらに1位から4位までをサポートチームで独占するという素晴らしい結果でレースを終えることができた。
 2024シーズンも残すところ1戦になったが、同社品装着チームがシリーズチャンピオンを獲得できるよう、最後まで全力でサポートしていく。
 また、「エクスペリメンタルクラス」に参戦したチームスズキCNチャレンジの完走を、再生資源・再生可能資源比率を向上させたよりサステナブルなタイヤで足元から支えた。同社は引き続きサステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化していく。
 同社にとってモータースポーツはタイヤメーカーとしての「原点」であり、「極限への挑戦」である。同社は、モータースポーツを通じて、レースを楽しみ、勝つことにこだわり、「極限へ挑戦」し、イノベーションを加速させていく情熱、さらに、仲間と共に持続可能なモビリティ社会を支えていくという情熱を込めた「Passion to Turn the World(世界を変えていく情熱)」の新メッセージのもと、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化していく。
 レースを「走る実験室」として、極限の条件で技術を磨いた技術を、「From Circuit to Street」をコンセプトに、市販用タイヤ開発へ反映、次のステージの技術開発へも繋げていく。このような新たな「自ら極限へ挑戦する」姿・情熱を、ステークホルダーの皆様に示していくことで、サステナブルなプレミアムブランドを構築していく。
 同社Gモータースポーツオペレーション部門長内田達也氏は、「優勝されたTeam HRC with日本郵便の皆様に、心よりお祝い申し上げる。気温・路面温度ともに高い8耐らしいコンディションの中、お客様を魅了する素晴らしいレースが展開された。その中で、当社の「BATTLAX」タイヤが性能を発揮して勝利に貢献することができたこと、本当に嬉しく思う。また、伝統ある鈴鹿8耐の優勝チームをタイヤサプライヤーとして17大会連続で足元からサポートでき、大変光栄に思う。今年は、サステナブルアイテムを使用して完走を目指したチームスズキCNチャレンジに、タイヤメーカーとして一緒に挑戦する機会を頂いた。サステナブルなグローバルモータースポーツ活動の強化を目指す当社にとっても「極限へ挑戦」する場となり、チームスズキCNチャレンジの皆様に感謝する。これからもタイヤメーカーとして技術を磨き、チームを足元から支えていけるように努力していく。当社は、二輪車用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」の「断トツ商品」とサステナブルなグローバルモータースポーツ活動を通じ、安心・安全で楽しいモーターサイクル文化やモータースポーツ文化の発展に貢献していくことで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Emotion心動かすモビリティ体験を支えること」にコミットし、10 年後、20 年後にも「走るわくわく」を提供しつづけていく。」とコメントしている。

表彰台シーン

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