避妊および性感染症予防の補助として効果効能があるコンドーム。薬事法では管理医療機器に分類され、厚生労働省から製造業許可を受けて生産される医療機器となっている。
日本コンドーム工業会の統計によると、23年度(23年4~24年3月)のコンドーム国内出荷数(グロス:1グロスは144個)は2530千Gで前年度の2510千Gと比べて0・8%増となった。
ここ数年の国内出荷数をみると、訪日外国人客による旺盛なインバウンド需要を背景に、新型コロナウィルス発生前(19年度)の国内出荷数は2900千Gと3000千G台に迫る伸びをみせていた。
しかし、新型コロナウィルス発生により状況は一変。コロナ発生後の