ブリヂストンは７月30日、給水給湯配管のパイプ・継手・関連部材について国内向けメーカー出荷価格の値上げを決定したと発表した。
今年に入り、世界的なインフレの影響による原材料価格の高騰に加え、国内環境の変化に伴う物流費や労務費の更なる上昇が続いている。同社では生産性向上などの改善を行ってきたが、企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断し、国内メーカー出荷価格を値上げすることを決定した。
対象商品は、給水給湯配管（「プッシュロック」、「プッシュマスター」）のパイプ・継手・関連部材、値上げ率（平均）は10％、値上げ時期は２０２４年10月１日となる。
同社は、ビジョン「２０５０年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」の実現に向け、企業コミットメント「Ｂｒｉｄｇｅｓｔｏｎｅ Ｅ８ Ｃｏｍｍｉｔｍｅｎｔ」を未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、持続可能な社会を支えることにコミットしていく。
