日本不調も増収増益に 豊田合成の4~6月期

2024年08月01日

ゴムタイムス社

 豊田合成の2025年3月期第1四半期決算は、売上収益が2643億3500万円で前年同期比1・9%増、営業利益が172億2200万円で同5・1%増、税引前利益が183億6000万円で同10・6%増、四半期利益が118億3900万円で同1・9%増となった。
 セグメント別では、日本の売上収益は1029億円で同3・8%減、セグメント利益は30億円で同22・9%減となった。顧客の生産台数減少などにより減収。減販影響や固定費の増加などにより減益となった。
 米州の売上収益は1097億円で同14・4%増、セグメント利益は96億円で同25・5%増となった。顧客の生産台数増加や円安による為替影響等により増収増益となった。
 中国の売上収益は238億円で同21・4%減、セグメント利益は1億円で同89・7%減となった。顧客の生産台数減少や減販影響等により減収減益となった。
 アジアの売上収益は317億円で同1・9%増、セグメント利益は24億円で同9・0%減となった。
顧客の生産台数減少はあるものの円安による為替影響等により減収、減販影響等で減益となった。
 インドの売上収益は103億円で同42・9%増、セグメント利益は8億円で同114・2%増なった。顧客の生産台数増加等により増収、増販効果等で増益となった。
 欧州・アフリカの売上収益は88億円で同3・8%増、セグメント利益は7億円(前年同期は3億円のセグメント損失)となった、顧客の生産台数減少はあるものの円安による為替影響等により増収増益となった
 25年3月期通期の連結業績予想は、売上収益が1兆500億円で前期比2・0%減、営業利益が530億円で同21・7%減、税引前利益が550億円で同23・4%減、親会社の所有者に帰属する当期利益が370億円で同28・1%減を見込んでいる。

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