バルカーの25年3月期第1四半期連結決算は、売上高が152億3000万円で前年同期比1・7%減、営業利益が14億4600万円で同27・8%減、経常利益が18億5600万円で同12・1%減、四半期純利益は12億9800万円で同5.9%減となった。
セグメント別では、シール製品事業は、売上高は98億9300万円で同0・8%増、セグメント利益は11億9000万円で同1・5%増。半導体デバイスメーカー向けを中心に先端産業市場用高機能シール製品販売の回復基調が続いたことにより増益増収となった。
機能樹脂製品事業は、売上高は45億6800万円で同6・7%減、セグメント利益は2億8900万円で同65・3%減となった。先端産業市場・プラント市場向けのフッ素樹脂特殊タンク製品の需要が調整局面を迎えて減少となった。
シリコンウエハーリサイクル事業他は、売上高は7億6800万円で同1・4%減、セグメント損失は3300万円(前年同期はセグメント損失500万円)となった。主力事業が堅調に推移した。
25年3月期の連結業績予想は、売上高625億円で前期比1・2%増、営業利益は65億円で同8・5%減、経常利益は65億円で同12・2%減、当期純利益は50億円で同1・9%増を予想している。