TOYO TIREは7月31日、同社グループの財務情報と非財務情報を統合的に開示する年次報告書である「統合報告書2024」を発行し、同日、これを同社企業サイトに公開したと発表した。
同社は、「企業活動上のあらゆる動きがすべて社会と将来につながっている」という自覚を強く持ち、事業を通じた社会課題の解決、社会的価値の創出によって、自らの存在意義を追求していくことをサステナビリティ方針として掲げ、事業経営に取り組んでいる。
昨年、同社は将来の姿をより明確に読み取っていただくことを目的として、同社を形づくっているあらゆる関係因子や取り組み情報を整理、収録した統合報告書を初めて発行した。
また、社会から人財や資金などさまざまな資本を活用し、生・販・技の連携を強みとするビジネスモデルを通じて魅力ある製品を社会に届ける、という同社独自の価値創造の往還を体系化して示した。
ステークホルダーの方々との対話や評価を踏まえ、本年はこの価値創造プロセスのインプットからアウトカムまでの連関をより理解いただけるようそれぞれの内容を丁寧に掘り下げたほか、それぞれの取り組みや活動を具体的かつ定量的に確認できる情報へのアクセス機能も補完した。
また、事業経営との一体的な取り組みが定着し始めているサステナビリティ活動や経営品質を担保するコーポレート・ガバナンスなどの記載を充実した。
同社は今後、「統合報告書2024」を通じてさまざまなステークホルダーの方々との対話を深め、社会に喜んでいただける企業へさらに研鑚を積んでいく。
2024年08月02日